「インスタで発信してみたいけど、何から始めればいいの?」
「アカウントは作ったけど、最初に何を投稿すればいいか分からない」
こんにちは、ソンイです。Canvaで作るインスタデザインの講座を主宰しながら、Instagramで発信を続けています。
今でこそSNSの総フォロワー数は5万人を超えましたが、実は今のアカウントは4つ目です。それまでの3つは、YouTubeで情報を集めながら独学で続けていて、3ヶ月毎日投稿してもフォロワーが100人に届きませんでした。見た目はそれなりに整えていたのに、です。
遠回りしたからこそ分かったのは、インスタは「始める前の準備」と「最初の投稿の組み立て方」で、その後が大きく変わるということでした。
この記事では、これから個人でインスタ発信を始める人に向けて、
- 始める前に決めておく3つのこと
- アカウントを作ったら最初に整えること
- 最初の10投稿の組み立て方
- 最初の数ヶ月をのりきるコツ
を、順番にまとめます。
インスタを始める前に、まず決める3つのこと

アカウントを作る前に、紙1枚でいいので、次の3つを書き出してみてください。ここが決まっていると、その後の投稿で迷う時間がぐっと減ります。
① ゴール|誰に、何をしてほしいか
まず、「このアカウントで、誰に、何をしてほしいのか」を1行で書きます。
- 例:「子育て中のママに、時短レシピを保存してもらう」
- 例:「近所の人に、お店に来てもらう」
ゴールが決まると、使う色も、言葉も、投稿の中身も自然と決まっていきます。
② ターゲットと、その人の悩み
次に、ターゲットをもう一歩くわしく決めます。ここで大事なのは年代や暮らしの状況まで決めること。同じ「インスタを始めたい人」でも、20代と50代では悩みがまったく違うからです。
ターゲットが決まったら、その人の悩みをできるだけたくさん集めます。悩みは多ければ多いほど、投稿の中身が濃くなります。今は、この悩みのリサーチもAIでできます。
「AIで悩みのリサーチやネタ出しをしてみたい!」という方は、こちらの記事をチェックしてみてください!

③ 目標|「状態・結果・行動」の3つに分ける
最後に、目標を立てます。よくあるのが「フォロワー1万人!」とだけ書いて終わってしまうパターン。それだと、毎日何をすればいいのかが見えません。
私は、目標を3つに分けて立てています。
| 目標 | 例 |
|---|---|
| 状態の目標 | 「〇〇といえばこの人」と思ってもらえる発信者になる |
| 結果の目標 | 6ヶ月でフォロワー1万人 |
| 行動の目標 | リールを週3回、フィード投稿を週2回 |
特に大事なのは行動の目標です。ここまで決めておくと、「今週は何本投稿するか」がはっきりします。
アカウントを作ったら、最初に整えること
プロアカウントに切り替える
アカウントを作ったら、設定からプロアカウント(ビジネスまたはクリエイター)に切り替えておきましょう。投稿がどれくらい見られたか、保存されたかといった数字(インサイト)が見られるようになります。あとで振り返るときに欠かせません。
プロフィールで「何の人か」を伝える
初めて来た人は、投稿より先にプロフィールを見て「フォローするかどうか」を決めます。最低限、次の3つを整えておきます。
| 場所 | 書くこと |
|---|---|
| 名前の欄 | 名前と一緒に「何の人か」(例:〇〇の時短レシピ) |
| 自己紹介 | 誰に向けて、何を発信しているか |
| アイコン | 顔が分かる写真や、雰囲気が伝わる画像 |
私も今のアカウントを始めたときは、アイコンを自撮りにしていました。後からプロに撮ってもらって、本当によかったと思っています。アイコンは、投稿よりも先に目に入る「顔」です。
色とフォントを決めておく
投稿を作り始める前に、色は3色まで、フォントは2種類までと決めておきます。ここを最初に決めておくと、投稿が並んだときに自然と統一感が出て、「あの人の投稿だ」と覚えてもらいやすくなります。
「インスタデザインの基本ルールを知りたい!」という方は、こちらの記事をチェックしてみてください!

最初の10投稿の組み立て方

準備ができたら、いよいよ投稿です。最初の10投稿は、思いつきで出すのではなく、組み合わせを決めて出すのがおすすめです。
初めてアカウントに来た人は、プロフィールの下に並んだ投稿をざっと見て、「この人をフォローしようかな」と考えます。そのときに、役に立つ投稿と、人柄が分かる投稿の両方が並んでいることが大切です。
| 投稿の種類 | 本数の目安 | ねらい |
|---|---|---|
| 自己紹介 | 1本 | どんな人が、誰に向けて発信しているかを伝える |
| 悩みを解決する投稿 | 5本 | 保存してもらえる「役に立つ」投稿 |
| 体験談・失敗談 | 2本 | 「この人だから聞きたい」と思ってもらう |
| お客様の声・始めた理由 | 1本 | 安心して見てもらう |
| よくある質問・まとめ | 1本 | 初めて来た人が全体をつかめる |
「中の人」が見える投稿を混ぜる
伸びなかった頃の私のアカウントに足りなかったのは、「どんな人が発信しているのか」が見えないことでした。
ケーキ屋さんを思い浮かべてみてください。お店に入って、ケーキの箱しか並んでいなかったら、買おうとは思いませんよね。ショーケースに中身が見えるから、「これにしよう」と選べるんです。
インスタも同じで、役に立つ投稿だけを並べても、発信している人が見えないと、なかなかフォローにつながりません。体験談や失敗談を少し混ぜるだけで、アカウントの印象はぐっと変わります。
お客様の声がまだない人は「始めた理由」から
商品やサービスを届けたい人は、お客様の声を見える場所に置くと、初めて見た人の安心感が変わります。私も、感想をいただくたびにストーリーズで紹介して、ハイライトに残してきました。
まだお客様の声がない人は、「なぜこの発信を始めたのか」を1本の投稿にするところから始めてみてください。
投稿したら、数字を見て振り返る
投稿したら終わり、ではなく、1週間ごとに数字を見てみましょう。見るのは、まずこの2つだけで大丈夫です。
- 保存された数:役に立つと思ってもらえたか
- プロフィールに来た人の数:「どんな人だろう」と興味を持ってもらえたか
数字がよかった投稿は、テーマを変えずに切り口を変えてもう一度出してみる。反応が少なかった投稿は、「誰に向けた投稿だったか」をもう一度見直してみる。この繰り返しで、投稿は少しずつ伝わるものになっていきます。
最初の数ヶ月をのりきる4つのコツ
インスタは、始めるより続けるほうが難しいものです。最初の数ヶ月をのりきるために、私が大事にしていることを紹介します。
① 見られていない時期は「練習期間」と考える
始めたばかりの頃は、誰にも見られていないように感じるかもしれません。でも、SNSの発信は毎日の種まきです。誰も見ていないと思う時期は、練習期間だと思って投稿を重ねればいい。積み上げたものは、必ず自分の力になっています。
② 投稿を作る時間を、先にカレンダーに入れる
私は、平日の午前中を「自分の発信のための時間」としてカレンダーに入れています。空いた時間にやろうとすると、結局後回しになるからです。
③ 小さな「できた」をメモする
「初めてリールを出せた」「保存してもらえた」。そんな小さなできたことを、見過ごさずにメモしておきましょう。小さな成功体験の積み重ねが、続ける自信になります。
④ 完璧になってから、を待たない
「もっと勉強してから始めよう」と思っていると、いつまでも始められません。学ぶことと、やってみることは別です。まずは出してみて、出しながら直していけば大丈夫です。
よくある質問
Q. フォロワーが0人からでも大丈夫ですか?
大丈夫です。私の今のアカウントも、最初は0人からのスタートでした。最初の10投稿で「何の人か」が伝わる状態を作っておけば、見に来てくれた人がフォローしやすくなります。
Q. 毎日投稿しないとダメですか?
毎日でなくて大丈夫です。大事なのは、自分で決めた行動の目標どおりに続けること。週2〜3回でも、続けられるペースを決めて守るほうが力になります。
Q. 何を投稿すればいいか分かりません
まずはターゲットの悩みをたくさん集めて、その答えを1つずつ投稿にしていきましょう。悩みのリサーチやネタ出しはAIでもできます。
「AIでネタ出しをしてみたい!」という方は、こちらの記事をチェックしてみてください!

Q. デザインが苦手でも始められますか?
始められます。Canvaのテンプレートを使えば、見やすい投稿は作れます。ただ、反応がある投稿かどうかを自分で判断するには、デザインの基礎知識が必要です。まずは「1枚1メッセージ・色3色・フォント2種」の基本から押さえてみてください。
「Canvaをもっと使いこなしたい!」という方は、こちらの記事をチェックしてみてください!
▶ 制作1000件のプロが選ぶ、Canvaの便利機能10選!

まとめ
- 始める前に「ゴール・ターゲットと悩み・3つの目標」を書き出す
- プロアカウントに切り替え、プロフィールで「何の人か」を伝える
- 色3色・フォント2種を先に決めて、統一感を出す
- 最初の10投稿は「役に立つ投稿」と「人柄が分かる投稿」を組み合わせる
- 1週間ごとに数字を見て、少しずつ直していく
- 見られていない時期は練習期間。完璧を待たずに始める
インスタは、始め方で9割が決まるわけではありません。でも、最初に準備しておくと、遠回りはぐっと減らせます。私のように3つのアカウントで遠回りしなくていいように、この記事を最初の一歩に使ってもらえたらうれしいです。
実際の投稿で、デザインと組み立て方を見てみてください
投稿の組み立て方やデザインは、文字で読むより、実際に並んでいる投稿を見るほうがずっと早く身につきます。
私のInstagram(@_ulidesign_)では、Canvaで作るインスタデザインを、実際の画面を見せながら発信しています。「この投稿はなぜ見やすいのか」「なぜこの色なのか」を意識しながら見てもらうと、自分の投稿づくりのヒントが見つかるはずです。
インスタデザインを基礎からしっかり身につけて、反応のある投稿を作りたい方は、私が運営しているインスタデザインの講座 Insta Design Right(インスタデザインライト) で、くわしくお伝えしています。
Voicy「駆け出しデザイナーの休憩室」では、目標の立て方を声でくわしくお話ししています。


