「リールの編集、毎回すごく時間がかかる」
「人に頼んだほうがいいのか、自分で続けたほうがいいのか分からない」
こんにちは、ソンイです。Canvaで作るインスタデザインの講座を主宰しながら、Instagramで発信を続けています。
今回は、リール(ショート動画)の編集を中心に活動している動画編集者の香織さんと、編集を自分でやるか、プロに頼むかの線引き、そして頼むときに準備しておくことについて対談しました。
今回お話を聞いた人|動画編集者・香織さん
香織さんは、リール(ショート動画)の編集を中心に活動している動画編集者です。クライアントさんの「こうしたい」をきちんと形にすることを大事にしていて、参考にしたいアカウント(モデリング先)を聞きながら、確認を重ねて動画を仕上げています。
自分でやるか、頼むかの線引きは「楽しいかどうか」

編集を自分でやったほうがいい人と、プロに頼んだほうがいい人の違いは何ですか?
これは私の持論ですけど、編集が楽しいか、楽しくないかではないかと思っています。
楽しいんだったら、自分でやればいいと思います。人には向き不向きがあるので、楽しくないことをやっている時間って、たぶん苦痛でしかないんです。楽しくないと思うなら、任せてしまって、自分の楽しいことや、やりたいことをやってもらえればいいんじゃないかなと。
あとは、時間がない方ですね。私もそうです。
そうですね。そこは優先順位だと思うんですけど、時間を割けるか、割けないか。時間は物理的に限られているので。
そこをどう使うか、ですよね。
ここがポイント
| こんな人は | おすすめ |
|---|---|
| 編集が楽しい・時間もかけられる | 自分で編集する |
| 編集が楽しくない | プロに任せて、やりたいことに時間を使う |
| 時間をかけられない | プロに任せる |
| 横向きで撮ってしまった素材がある | プロに相談する |
「横向きで撮った動画」は、プロに頼んだほうがいい
香織さんを見ていて思うのが、しっかりメリハリのある動画を作ってくださることです。横向きで撮ってしまった方は、切り抜くだけだと大変なことになるので、素直にプロに頼んだほうがいいのではと思っています。
横向きは横向きで、やり方はあるんです。以前、写真も動画も、素材が全部横向きだったお客様がいて、どうしようと考えました。
私は、画面の真ん中に動画を置いて、上と下に、話の内容に関係する写真を入れました。話題が変わるごとに、写真も変わるようにしたんです。
その発想が、編集をやったことがないと浮かばないんですよね。
そうなんです。たぶん、切り抜くことも考えないと思いますし。
今はAIで動画も作れるようになりましたが、そのアイデアすら浮かばないので、指示ができないんですよね。だから自分では作れない。横向きで撮ってしまった方は、素直に依頼をかけたほうがいいですね。
AIに編集させてみて分かったこと
実は私、香織さんにお願いした「デザイナーあるある」の動画で、テストをしてみたんです。AI(Claude Code)に、どこまで編集できるのか試してみたくて。
結果は、できるにはできました。でも、間(ま)が違ったんです。人が作った間と比べると、ぶつぶつと切られていて、早すぎたり遅すぎたりしました。
じゃあ修正させようとなったとき、私はそれを言葉にできなかったんです。「何秒」と言われても、ぴんとこないんです。かといって、その動画を自分で編集アプリで直すほうが、もっと手間がかかります。
テロップの出し方みたいな専門用語も、ほとんどの方は知らないですよね。
ここがポイント
- 横向きの素材にも編集のやり方はある。でも、編集の経験がないと発想が浮かばない
- AIで編集もできるが、「間」の違いを言葉にして直すのは難しい
- 指示を出すにも、ある程度の知識がいる
頼む前に、一度は自分で編集してみる
だから本当に、初心者さんほど、手が回らないのであれば、もちろん頼んでいいと思います。でも、ある程度自分で編集したほうが、指示が明確になるんですよね。
それはそうですね。
私もインスタの講座を受けているんですけど、「最初から外注化しないように」と言われるんです。一回自分でしっかりやって、どれだけ手間がかかっているのか、こう撮れば編集さんが編集しやすい、ということを知る。自分で撮って編集してみると、指示も明確になるから、まずはやってみましょう、と。
一回やってみて、合わなければ依頼する。それはありだと思います。何を指示していいか分からないと、お互いに困ってしまうので。
やってみないと、そもそも好きか嫌いか、向いているかどうかも分かりませんよね。
ここがポイント
- 一度自分で編集してみると、頼むときの指示がはっきりする
- 合わないと思ったら、そこで頼めばいい
- やってみないと、編集が好きか、向いているかも分からない
編集を頼むときに準備しておくこと

編集を頼むときに、依頼する人が準備しておくといいことは何ですか?
私がみなさんに聞いているのは、モデリング先です。自分の中の「なんとなくおしゃれに」みたいなものは、本当に分からないので。
どのアカウントの、どれが魅力的なのかを教えてほしいです。まずは、それを探してほしいですね。
もっと具体的に、どういうポイントがいいと思うか、ですよね。テロップの出し方が好き、とか。
本当にそれです。それから「世界観が好き」と言う場合、その動画がすごく素敵なのであれば、編集の前に、しっかりそういう動画を撮ってきてほしいです。その中で「このフォントが好きなんです」と言われたら、また話は変わってきますし。
参考は1つだけではないと思うので、何個か出してもらって大丈夫です。これのフォントがいい、これのBGMが好き、という感じでいいんです。いろいろな動画の、部分的に魅力的だと思うところが必ずあると思うので、自分にとってどこが魅力的なのかを、しっかり言葉にして教えてほしいです。
ここがポイント
- 参考にしたいアカウントや動画(モデリング先)を探す
- その動画の「どこが魅力的か」を言葉にする(テロップの出し方、フォント、BGM、世界観など)
- 参考は何本あってもいい。部分ごとに「ここがいい」で大丈夫
- 「世界観」を真似したいなら、まずはその世界観で撮影する
対談を終えて|ソンイから
自分でやるか、頼むか。香織さんの答えは「楽しいかどうか」と「時間」というシンプルなものでした。
そして、どちらを選ぶにしても、一度は自分で編集してみること、「どこが好きか」を言葉にすることが、いい動画への近道なんだと感じました。
はじめての編集で押さえておきたいことは、香織さんとの別の対談でくわしく聞いています。
「はじめてのリール編集で、まず何を覚えればいいか知りたい!」という方は、こちらの記事をチェックしてみてください!

リールの中身づくりに、AIを取り入れてみるのもひとつの方法です。
「AIでリールの台本やネタ出しをしてみたい!」という方は、こちらの記事をチェックしてみてください!

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