「インスタの投稿、AIで作れたら楽なのに」
「ChatGPTに頼んでみたけど、なんだか自分らしくない投稿になってしまった」
こんにちは、ソンイです。Canvaで作るインスタデザインの講座を主宰しながら、Instagramで発信を続けています。
私も今、インスタの投稿づくりにAIをかなり使っています。投稿やストーリーズのネタ出し、競合アカウントの調査はAIに任せるようになって、「何を投稿しよう」と悩む時間がぐっと減りました。
でも、AIに全部を任せているわけではありません。任せていいところと、自分で決めるところがはっきり分かれているからです。ここを間違えると、AIで作ったのに伸びない、「なんか違う」投稿になってしまいます。
この記事では、
- AIでインスタ投稿を作る5つの手順
- コピペで使えるプロンプト例
- 「AIっぽさ」を消すコツと注意点
を、実際に使っている立場からまとめます。
「まずはインスタデザインの基本から知りたい!」という方は、こちらの記事をチェックしてみてください!

AIでインスタ投稿はどこまで作れる?
結論から言うと、ネタ出し・文章のたたき台・画像の下書きまでは、AIでかなり作れます。
ただし、「AIで作れる」ことと「反応があるデザインになる」ことは別の話です。「誰に、何を一番伝えるか」を決めること、そしてAIが出してきたものが反応につながるかどうかを判断することは、今も自分の仕事です。
| AIに任せていいこと | 自分で決めること |
|---|---|
| 投稿ネタをたくさん出す | 誰に、何をしてほしいか(ゴール) |
| 構成・文章のたたき台を作る | どのネタを採用するか |
| 文章を読みやすく整える | 自分の言葉・体験に直すこと |
| 画像やレイアウトの案を出す | どこを一番大きく見せるか |
| 競合アカウントを調べる | 「これで出す」と決めること |
AIは、たくさんの案を一気に出すのが得意です。でも、あなたのフォロワーさんが誰で、何に困っているのかは知りません。そこを教えるのが、人の役割です。
AIでインスタ投稿を作る5つの手順

手順1|ゴールとターゲットを決める(自分)
最初にやるのは、AIを開くことではありません。「誰に、何をしてほしい投稿か」を1行で決めることです。
- 例:「30代の働くママに、時短レシピを保存してもらう」
- 例:「近所の人に、お店の新メニューを知ってもらう」
ここが決まっていないままAIに頼むと、誰にでも当てはまる、ふわっとした投稿になります。
手順2|悩みをリサーチして、ネタを出す(AI)
ゴールが決まったら、次はターゲットの悩みを集めます。悩みは、多ければ多いほど投稿の中身が濃くなります。
ただし、ここで気をつけたいのが「誰の悩みか」です。たとえば同じ「インスタを始めたい人」でも、20代と50代では、悩みがまったく違います。20代向けの悩みを集めて50代に届けても、響きません。
だからこそ、まず自分の中でターゲットをはっきり決めてから、そのターゲットに合った悩みをリサーチする。この順番が大切です。
今は、この悩みのリサーチもAIでできます。年代や状況まで具体的に伝えて、悩みをたくさん出してもらいましょう。
悩みが集まったら、そこから投稿ネタを出してもらいます。一度に20〜30個出してもらい、「これは自分が本当に話せる」と思うものだけを選ぶのがコツです。
手順3|構成と文章のたたき台を作る(AI)
選んだネタで、投稿の構成(表紙・中身・まとめ)とキャプションのたたき台を作ってもらいます。
ここで大事なのは、AIが書いた文章をそのまま使わないこと。私は、自分のこれまでの発信や考え方をまとめたデータをAIに渡したうえで、文章を考えてもらっています。それでも最後は、自分の言葉になっているかを確かめます。
自分らしい文章に近づけたい方は、過去に反応がよかった自分の投稿や、よく使う言い回しをAIに渡すところから始めてみてください。
手順4|画像を作る(AI+自分)
画像は、Canvaのテンプレートに文章を流し込むのがいちばん手軽です。AIで画像やレイアウトを作る場合は、指示の出し方で仕上がりが大きく変わります。
私がAIに画像を頼むときは、必ずこの4つを伝えます。
目的:〇〇してもらう
ターゲット:〇〇な〇代の女性
一番目立たせたいところ:「〇〇」という言葉
色:このカラーパレットを使う(色コードを指定)
AIに画像をパッと作らせると、パッと見はきれいなものが出てきます。でも、「なんでこの文字が大きいの?」「目立たせたいところが小さくない?」というズレがよく起きます。AIは「きれい」は作れても、「何を一番伝えるか」は知らないからです。
そして、このズレに気づけるかどうかは、あなたの中にデザインの基礎知識があるかどうかで決まります。これは次の章でくわしくお話しします。
手順5|最後に自分でチェックする(自分)
投稿する前に、次の5つだけ確認します。
- 1枚に、伝えたいことは1つだけか
- 一番大きい文字は、一番伝えたいことか
- 色は3色以内に収まっているか
- 書いてあることは事実として正しいか
- 自分の言葉・自分の体験になっているか
この最後のチェックを、AIに任せないこと。ここがあなたの投稿の「らしさ」を決めます。
AIでデザインはできる。でも「反応があるかどうか」を見極めるのはあなた
ここが、この記事でいちばん伝えたいことです。
今は、AIに頼めば、それらしいデザインがすぐに出てきます。でも、出てきたデザインが反応につながるかどうかを判断できるのは、自分の中にあるデザインの基礎知識だけです。
基礎知識がないままAIに頼ると、こうなりがちです。
- なんとなくきれいだから、そのまま投稿してしまう
- 一番伝えたいことが小さいのに、気づけない
- 投稿ごとに色や雰囲気がバラバラになっても、どこを直せばいいか分からない
一方で、基礎があると、AIが出してきたものを見て「ここの文字はもっと大きく」「色が多すぎるから3色に減らして」と、具体的に直す指示が出せます。AIは、指示が具体的になるほど、反応につながるデザインを返してくれます。
私がAIを使って投稿づくりを楽にできているのも、これまで自分の手でデザインを作ってきて、基礎が身についているからです。AIを使いこなす力の土台は、結局、自分の基礎知識なんです。
最低限、次の5つだけは押さえておくと、AIの出したデザインが反応につながるかどうかを判断できるようになります。
| 基礎 | 判断のポイント |
|---|---|
| 1枚1メッセージ | 1枚に、伝えたいことが詰め込まれすぎていないか |
| 文字の大小 | 一番伝えたい言葉が、一番大きくなっているか |
| 色は3色まで | 色が増えて、印象がぼやけていないか |
| 余白 | 文字や写真が、端まで詰まっていないか |
| 統一感 | 前の投稿と並べたときに、同じアカウントだと分かるか |
「色や余白の具体的なルールを知りたい!」という方は、こちらの記事をチェックしてみてください!
▶ 大人かわいいデザインの、配色・フォント・余白のルールを解説!

コピペで使えるプロンプト例

そのまま使える形にしておきました。〇〇の部分を、自分のアカウントに合わせて書き換えて使ってください。
悩みのリサーチ
私は〇〇(職業・お店)としてインスタで発信しています。
ターゲットは〇〇代の女性で、〇〇(仕事・家族・生活の状況)です。
この人が〇〇について抱えている悩みを、できるだけたくさん出してください。
「本人が口に出して言いそうな言葉」で書いてください。
ネタ出し
私は〇〇(職業・お店)としてインスタで発信しています。
ターゲットは〇〇な〇代の女性で、〇〇に悩んでいます。
この人が保存したくなる投稿ネタを30個出してください。
「悩み」「やり方」「失敗談」の3種類に分けて出してください。
構成づくり
次のネタで、インスタのカルーセル投稿(10枚)の構成を作ってください。
ネタ:〇〇
1枚目は思わず手が止まる表紙、最後の1枚はまとめにしてください。
1枚に伝えることは1つだけにしてください。
キャプション
次の投稿内容で、インスタのキャプションを書いてください。
内容:〇〇
読み手:〇〇な〇代の女性
条件:やさしい話し言葉、1文を短く、最後に保存を促す一言を入れる。
私がよく使う言い回しは「〇〇」「〇〇」です。
画像の指示
インスタ投稿の表紙画像を作ってください。
目的:〇〇してもらう
ターゲット:〇〇な〇代の女性
一番目立たせたいところ:「〇〇」
色:#〇〇〇〇〇〇(メイン)、#〇〇〇〇〇〇(ベース)、#〇〇〇〇〇〇(アクセント)
文字は大きく、余白を多めにしてください。
「AIっぽさ」を消す3つのコツ
SNSを見ていると、AIで作ったデザインはあまり好みじゃない、という声も多いと感じます。人が作ったからこそ出る温かみは、やっぱり伝わるものです。AIを使っても「AIっぽく」見せないために、次の3つを意識してみてください。
① 自分の体験を1つ入れる
AIが書く文章は、正しいけれど誰にでも当てはまります。「私の場合は」「この前こんなことがあって」という一文が入るだけで、一気にあなたの投稿になります。
② 色とフォントは自分で決めて固定する
AIに毎回おまかせすると、投稿ごとに雰囲気がバラバラになりがちです。色3色・フォント2種を先に決めて、毎回その中で作りましょう。
③ キラキラ・ギラギラさせすぎない
AIで作る画像は、光やきらめきが強く出やすい傾向があります。質感は落ち着かせて、文字が主役になるように整えると、「AIで作った感」がぐっと減ります。
AIでインスタ投稿を作るときの注意点
書いてある情報が正しいかは、自分で確かめる
AIは、もっともらしい間違いを書くことがあります。最終的にその情報が合っているかを判断できるのは、自分の知識だけです。特に数字や制度、健康にかかわる内容は必ず確認しましょう。
他の人の投稿をそのまま真似させない
「このアカウントの投稿と同じものを作って」という頼み方は避けましょう。参考にするのは、見た目ではなく「なぜ伝わるのか」という考え方です。
量を増やしすぎない
AIを使うと、投稿をいくらでも作れるようになります。でも大事なのは、続けられるペースで、ひとつひとつ伝わる投稿を出すこと。浮いた時間は、フォロワーさんとのやりとりや、自分の体験を増やすことに使ってください。
よくある質問
Q. AIで作った投稿だと、見る人にバレますか?
文章も画像もそのままだと、伝わってしまうことはあります。自分の体験を一文足す、色とフォントを固定する、の2つだけでも印象はかなり変わります。
Q. どのAIを使えばいいですか?
私は仕事でClaude CodeやCodexを使っていますが、これから始める方は、ChatGPTやCanvaのAI機能など、普段使っているツールで十分です。大事なのはツールより、指示の中身です。
Q. 毎日投稿はAIでできますか?
作ること自体はできます。ただ、毎日出すことより、決めたペースで続けることのほうが大切です。
「投稿の目標の立て方を知りたい!」という方は、こちらの記事をチェックしてみてください!

Q. デザインが苦手でも、AIがあれば大丈夫ですか?
AIとCanvaのテンプレートがあれば、形にはなります。ただ、出てきたデザインが反応につながるかどうかを判断するには、基礎知識が必要です。まずはこの記事で紹介した5つの基礎だけ押さえるところから始めてみてください。
「Canvaをもっと使いこなしたい!」という方は、こちらの記事をチェックしてみてください!
▶ 制作1000件のプロが選ぶ、Canvaの便利機能10選!

まとめ
- ターゲットを決めてから、その人に合った悩みをAIでリサーチする
- AIは、ネタ出し・文章のたたき台・画像の下書きが得意
- 「誰に、何を一番伝えるか」と最後のチェックは自分で
- AIのデザインが反応につながるかどうかを判断するのは、自分の基礎知識
- 画像を頼むときは「目的・ターゲット・目立たせたいところ・色」の4つを伝える
- 自分の体験を1つ足すと、AIっぽさが消える
AIは、うまく使えばいちばん頼れるアシスタントになります。でも、AIを活かせるかどうかは、あなたの中にある基礎知識で決まります。決めるのは自分、手を動かすのはAI。この分担で、無理なく伝わる投稿を続けていきましょう。
デザインの基礎を、実際の投稿で見てみてください
デザインの基礎は、文字で読むより、実際に作られた投稿を見るほうがずっと早く身につきます。
私のInstagram(@_ulidesign_)では、Canvaで作るインスタデザインを、実際の画面を見せながら発信しています。「この文字はなぜこの大きさなのか」「なぜこの色なのか」を意識しながら見てもらうと、AIが出したデザインが反応につながるかどうかを見極める目が、少しずつ育っていきます。
AIの使い方も含めて、インスタデザインを基礎からしっかり身につけたい方は、私が運営しているインスタデザインの講座 Insta Design Right(インスタデザインライト) で、くわしくお伝えしています。
Voicy「駆け出しデザイナーの休憩室」では、私がAIに任せていること・任せていないことを、声でくわしくお話ししています。


